弁当にぴったり!鮭の漬け焼きのレシピ/作り方
調理時間:20分※塩をなじませる時間、漬ける時間を除く
鮭の漬け焼きの材料 (2〜3人分)
- 生鮭の切り身(※) … 2~3切(計200gほど)
- 濃口醤油、酒、みりん … 各大さじ1ほど
- 塩(下ごしらえ用) … 少々
※トラウトサーモンなどの切り身でも同じように美味しく作ることができます。
鮭の漬け焼きの作り方
漬け焼きの基本
漬け焼きは魚の切り身を合わせ調味料に漬け込んでから焼き上げる料理ですが、ポイントが2つあります。
① 切り身に軽く塩をしてから調味料に漬け込む
※いきなり調味料に漬け込まずに、味のしみ込みの邪魔をする“魚の余分な水分”を塩の浸透圧で軽く出した後に漬け込むとよいです。
② 漬け込み時のたれは取っておく。焼き上がる直前にそれをぬって美味しさアップ!
※焼き上がる直前にたれを4〜5回ぬって焼き上げると、味がしっかり乗った美味しい漬け焼きに仕上がります。
生鮭の下ごしらえ
鮭は生鮭か、トラウトサーモンなどの切り身を用意します(味わいの違いは下記補足参照)。そのまま1切まるごとを焼いてもいいですが、1切を2~3等分に切ってから焼くのもおすすめです。
弁当にもよいサイズになりますし、漬けだれを最後にぬって焼き上げるときにもしっかり味がのってくれます。
バットや平皿に塩をまんべんなく先にふり、その上に切った切り身を並べます。続けて、身の上側全体に塩を薄くふりかけます。
塩をふったら30分ほどおいておきます。※この作業で魚の余分な水分と臭みを取り除き、あとからたれに漬け込む時にも調味料が入りやすくなります。
30分後に切り身の表面をキッチンペーパーで軽くふき取り、調味料に漬け込みます。
ボウルなどに醬油、みりん、酒を大さじ1ずつ混ぜ合わせ、鮭を1時間ほど浸すことで、醬油の塩気や風味、酒やみりんの甘味を切り身にしみ込ませます。
※魚が頭を出すようなら調味料を同割で足し入れてください。少し少なめでも、キッチンペーパーを上に広げるか、時折混ぜて味のしみ込みを均等にできるので大丈夫です。
鮭の漬け焼きのレシピ/焼き方
漬け込んだ切り身は時間になったら取り出し、汁気を切ってから魚焼きグリルで焼きます。
火加減は中火~強火くらいで、漬けだれは捨てずに残しておきましょう。
切り身の色が変わって、魚に8~9割ほど、ほぼ火が取ってきたなというところまで火を通します。
最後に仕上げの段階で、残しておいた漬けだれを刷毛やスプーンで何度かぬりながら焼きます。全体にぬって30~45秒くらい焼いて乾いてきたら、またぬって、という作業を4〜5回繰り返します。
そうすると、切り身の表面にしっかりと味がつき、皮も香ばしく美味しそうに焼き上がります。
鮭の漬け焼きは、焼きたてが美味しいのはもちろん、冷めてもしっとり感が残るのも特徴なので、お弁当にもぴったりです。
普段の献立の1品に、お弁当の1品に、ぜひお試しください。※工程2の漬け込むところまで行い、漬けだれをほぼ切った状態で冷凍することも可能。その場合は冷蔵庫で自然解凍し、芯まで解凍できてから焼くようにしてください→詳しくは冷凍ストック&オーブンで焼く鮭の漬け焼きも参考に。
【補足】
- 生鮭とトラウトサーモンを比べると、トラウトサーモンのほうが養殖物のため、脂が多くしっとりと仕上がります。対して秋に出まわる生鮭は脂が少なくさっぱりめです。ぜひ買い分けて好みのほうで作ってみてください(国産の鮭の養殖物はその中間くらい)。
- ちなみに同じ漬け焼きでも、鯛などの白身なら漬け込む時間は30分くらい。魚の脂が多いと調味料が切り身の中になかなか浸透しないためです。
- 漬け込むときに、柚子の輪切り(皮ごと)を1~2切分、軽く手でしぼってから漬け込んでも、ほんのりと柚子が香って美味しくなります。
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鮭の漬け焼きの材料 (2〜3人分)
- 生鮭の切り身(※) … 2~3切(計200gほど)
- 濃口醤油、酒、みりん … 各大さじ1ほど
- 塩(下ごしらえ用) … 少々
※トラウトサーモンなどの切り身でも同じように美味しく作ることができます。
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