手作りわらびもちの作り方/レシピ
調理時間:30分※冷ます時間を除く
わらび餅の材料 (3~5人分)
- わらびもち粉(※)…60g
- 砂糖 … 80~100g
- 水 … 300ml
- きな粉 … 大さじ3~4
※市販のわらびもち粉の違いについては下の補足にまとめています。
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わらび餅の作り方
わらび餅の材料と準備
わらび餅はわらび粉、砂糖、水の3つを合わせて火にかけるだけというシンプルなもの。
※市販品には【①本わらび粉100%】【②本わらび粉を数パーセント配合(残りは芋系でん粉)】【③本わらび粉ゼロで芋系でん粉100%】の3種があります。どれでも美味しく作れますが、個人的には買い求めやすさと美味しさのバランスがいいのは②だと思います(3つの違いなどの詳細は下の補足参考に)
まず、ボウルにわらび餅粉と砂糖、水を合わせ、泡立て器で混ぜ合わせます。
次に、溶け残りの有無を確認する意味も込めて、一度ざるこしして片手鍋に移します(この工程は急いでいれば省いてもOKです)。
※火にかけると粘りが出るので、片手鍋はできるだけ底に丸みのある混ぜやすいものがよいです。
わらび餅の作り方/レシピ
鍋を弱めの中火にかけます。しばらくは粘りも出ないので鍋の中央でヘラを上下に(手前~奥と)動かせばOKです。
そうすると次第に透明感のあるわらび餅の塊りが出始めます。そうなればヘラで鍋底の全体を混ぜ合わせます。
加熱を続けると液体にどんどん粘りが出てきて、餅に近い状態になってきます。
※その状態になってきたら鍋の淵にもくっつくので、頻繁にヘラで落とすとよいです。火も少しだけ弱めます。
鍋の中をヘラで混ぜ続けます。強い粘りは出てきているものの、まだ少し白濁した状態です。
白濁していたのが、徐々に透明感が強まってきます。そのタイミングで餅っぽい塊りの感じも出てきます。
透明感が出てきたら、火加減を弱火にして、ヘラの持ち方を変えます。
ここからは粘りがより強くなるので、ヘラの持ち方はグーで握るように持つとよいです。力を入れて、鍋底から全体をこねるように混ぜながら4~5分火にかけます。
この間も、たまに鍋の淵にくっついた餅をヘラで落としながら混ぜます。根気よく4~5分火にかければツヤとコシのあるわらび餅のできあがりです。
わらび餅の冷やし方/切り方
わらび餅ができあがったら、一度水を流し入れて濡らしたバットを用意します(水に濡らすことで後々取り出しやすくなります)。
熱々のわらび餅をバットに移します。ヘラを使って鍋の中の餅もきれいに取り出すとよいです。
わらび餅を美味しく食べるのに大切なことは決して冷やしすぎないこと。
バットに移したわらび餅は人肌以下になるまで常温に置いておき、食べる20~30分前に冷蔵庫に入れるくらいでOKなのです。
冷蔵庫に入れる際に匂い移りなどがないように、わらび餅にラップを密着させ、食べる直前に冷やしましょう。
わらび餅が適度に冷えたら、別にバットや平皿を用意してきな粉を入れておきます。まな板もさっと濡らして、そこにわらび餅を取り出します。
※わらび餅のほうに砂糖を入れているので、きな粉には砂糖は入れなくてOKです。
包丁も濡らして3㎝四方くらいの大きさに切り分けます(切った断面同士はくっついてしまうので、一度切り離したら距離を置いておきましょう)。
切ったわらび餅は一つずつきな粉に落とし、箸でさっときな粉を全体にまぶします。そうすればもうくっつくことはありません。
きな粉をまぶしたらすぐにいただきましょう!もちもちぷるぷるのわらび餅をぜひおうちで楽しんでください。
【補足】
- 上にも書いたように市販品には【①本わらび粉100%】【②本わらび粉を数パーセント配合(残りは芋系でん粉)】【③本わらび粉ゼロで芋系でん粉100%】の3種があります。
- ①は粘りが強くて黒っぽい仕上がりに。②は5~10%配合のものが多く、適度にわらび粉の香りも感じられて粘りもしっかりめ(我が家ではこのタイプを愛用しています)。③がいちばん流通しているもので、もちもちした食感。「わらびもち粉」という商品名でも本わらび粉が入っていないものもたくさんあるので要注意です!
- 加える砂糖は好みのものでOKです。僕は上白糖よりもすっきりとした甘みのグラニュー糖を使うことが多いです。
- わらび餅を切り分けるときは、わざわざまな板の上に出さずともバットの中でスケッパーを使って切ってもいいと思います。
- きな粉は味わいあって香りもある“黒豆きな粉”もおすすめです。
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