さばそぼろ(さばフレーク)のレシピ/作り方
調理時間:30分
さばそぼろの材料 (作りやすい分量/さばそぼろ丼で3~4人分)
- さば … 半身(※中骨なしで200~250g)
- 長ねぎ … 1/2~1/3本
- 生姜 … 小ひとかけ(約5~10g)
- サラダ油,米油,なたね油など植物油 … 小さじ1と1/2
- 砂糖 … 大さじ1と1/2
- 醤油 … 大さじ2
- 酒 … 大さじ3
- さばそぼろ … スプーン3~4杯
- ごはん … 茶碗1杯
- 一味唐辛子 … 好みで少々
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さばそぼろ(さばフレーク)の作り方
さばそぼろの材料
このレシピは【さば半身+ねぎ+生姜】で作ります。さばは“真さば”でも、“ごまさば”でも、どちらでも美味しく作ることができます。
※さばを購入するときは、中骨がないものが下ごしらえしやすいのでおすすめです。可能であれば腹骨も取ってもらうなどすればさらにやりやすくなります。
※さばの身をスプーンでかき出して作るので、煮付け用2切れよりも半身のほうが比べればやりやすいです。ただ、煮付け用切り身でも作れます。
さばの身の下ごしらえを行う前に(まな板がきれいなうちに)、生姜とねぎを切っておきましょう。
皮をむいた生姜と長ねぎを粗めのみじん切りにして、フライパンに入れておきます。
※生姜とねぎの分量は多少前後しても美味しいので幅を持たせています。また、ねぎは青い部分が入った方が色合いがよいので僕はいつも入れるようにしています。
さばの身のかき出し方
さばは皮を下にしてまな板に置きます。さばの身の中央に連なる形で“血合い骨”と言われる小骨があるので、そこを避けるように半分ずつ(背側→腹側と)身をかき出します。
はじめに【身が厚い背側】の身をかき出します。大きめのスプーンで写真のように、頭側から尾っぽ側に向けて、身をかき出します。
※血合い骨が崩れて、小骨の行方がわからなくなると大変なので、身の真ん中にはスプーンが当たらないようにするとよいです。
さばの腹骨は身から簡単に外せるので、特に包丁を使う必要もありません。指先で骨をつまんで1本ずつ取り外します。
身の中央(中骨があった箇所)から腹骨は出ていて、その根元部分がくっついている場合がありますが、その時は引っ張って取ってください。最後は指先で腹骨がすべて取れたか確認しましょう。
切り身の端の部分にも切り身にする際にカットされて、短くなった腹骨があることがあるので、要チェックです。
【身が厚い背側】の身をかき出し終えたら、次は【身の薄い腹側】の身を同じようにスプーンでかき出します。
最後は写真のように、さばの身の真ん中に、血合いと言われる赤い身の部分だけが残った状態にします(この中央に等間隔で小骨があります)。
かき出した身は、加熱工程で箸やヘラである程度細かくほぐすことはできますが、軽く包丁でたたいておくとより細かくそぼろ状に仕上がります。
血合い部分の身も余裕があればぜひそぼろに加えたいので、小骨を残したまま、血合い部分の身だけを取り出してみてください。
(今回は背が左、腹が右に置いたので)小骨の位置を確認して、小骨の少し右側に包丁を入れます(そうすると中央の血合い骨と、腹側の血合いの身が切り分けられます)。
皮を切らない程度まで包丁を入れたら、あとは指をぐっと押し入れます。そうすると皮と身がはがれるので、血合いの身だけを取り外します。
残りの血合い部分は、小骨もカーブしているので、包丁は使わずにスプーンでかき出せるところを取るくらいでいいと思います。
血合いの身は火が通ると少し硬くなってほぐれづらいので、包丁で小さく切っておくとよいです
さばそぼろ(フレーク)のレシピ/作り方
フライパンに油小さじ1.5を加え、中火にかけます。香りが立ってきたら、さばの身をすべて加えます。
箸やヘラを使って、さばの身をほぐしながら加熱します。
さばの身の色がほぼ変わって、火が通ってくれば、Aの調味料(砂糖大さじ1.5、醤油大さじ2、酒大さじ3)を加え、さっと混ぜ合わせます。
沸いたら火を少し弱め、さばの身が大きければ、箸やヘラを使って大きな身をほぐすと、仕上がりもそぼろ状になります(ほぐし具合はお好みで)。
調味料を入れてから3~4分ほど汁気を煮詰めれば、フライパン底に薄っすら煮汁が残る状態となります。
汁気を完全に飛ばすよりは、汁気が少し残ってしっとりした方が、さばそぼろは美味しいと思うので、煮汁が薄っすら残るくらいで火を止めましょう。
粗熱が取れたら保存容器に入れて、冷蔵庫で保存します。【保存の目安:冷蔵で3~4日ほど】です。
熱々をごはんにのせて、好みで一味唐辛子をかけて食べる、さばそぼろ丼もおすすめですし、お弁当など他にもいろいろ活用してみてください。
【補足】
- 血合い骨とは、背身と腹身のさかい目にある赤い部分(血合い)にある小骨のことです。
- 今回は骨抜きを使用しないやり方を紹介しましたが、骨抜きがあれば、スプーンで身をかき出す前に、血合い骨を1本ずつ骨抜きで取り除いてもOKです。
- 工程写真のいちばん上の写真は、上が真さば、下がごまさばの切り身です。
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