なすの煮びたし/揚げずに作る簡単レシピ/冷凍保存も可能!
調理時間:20分
なすの煮びたしの材料 (2〜3人分)
- なす … 3本
- 生姜 … 小ひとかけ(約10g)
- サラダ油など好みの油 … 大さじ2
- きざみねぎ … 好みで少々
- だし汁 … 250ml
- しょうゆ … 大さじ3(※)
- みりん … 大さじ2と1/3
- 砂糖 … 小さじ2
※だし汁については「基本のかつおだし」、「そそぐだけ簡単だし」も参考に。「水出しの煮干だし」でも美味しくできます!
コツや流れを動画でチェック!!
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なすの煮びたしの作り方
なすの煮びたしのなすの切り方
なすの煮びたしは、味の染み込みをよくし、箸や口で皮を割きやすくするために、皮に切り込みを入れる下ごしらえを行います
はじめに、ヘタを切り落として縦半分に切り、皮に2〜3mm間隔で浅く切り込みを入れます。
次にフライパンの底面に皮が当たりやすくするために、さらに縦半分に切ります。
切ったなすは順に水にさらします。炒める前に取り出し、キッチンペーパーなどで水気をふき取ります。
※切り込みを入れる作業もあって時間がかかるため、なすを水にさらす作り方で紹介しています。ただ、慣れてきて、手早くなすを切って(切り込みも入れ)すぐに炒めることができるなら、水にさらす工程は省いてもOKです。水気だけはしっかりふき取りましょう。
なすの煮びたしには生姜の風味がぴったりなので、生姜は皮ごと包丁の腹の部分で軽くつぶして使います。
※必須ではないですが、Aのだし汁250mlと調味料(しょうゆ大さじ3、みりん大さじ2と1/3、砂糖小さじ2)は、なすを炒める前にカップなどに合わせておいても。後の工程がスムーズになります。
なすの煮びたしの作り方/レシピ
なすは本来、油で揚げることで皮の紫色が安定してきれいな色合いに仕上がります。今回はもっと手軽に、フライパンで『はじめに多めの油でなすの皮を炒める→それから煮る』という作り方にしています
フライパンに油大さじ2を入れます。このくらいの多めの油で炒めることで、色味のこと以外にも、味わいの面でも油のコクが出て美味しく仕上がります。
生姜を入れて弱めの中火にかけ、生姜がフツフツとなってくれば一度火を止めます。なすの皮を下にしてきれいに並べてから、再び火をつけます(中火程度)。
なすの皮側を油でよく炒めます。※なすの先端の浮いた部分も、時おり箸で押さえるようにしてフライパンに当てるとよいです。
なすの皮側に火が通って全体的にきれいな紫色になれば、なすを返して残りの2面を軽く焼きます。
Aのだし汁250mlと調味料(しょうゆ大さじ3、みりん大さじ2と1/3、砂糖小さじ2)を加え、煮汁が沸いたらそのまま3~4分煮ます。
※この段階で、すでになすにはある程度火が入っているので、落とし蓋などは不要です。
3~4分煮てなすにしっかり火が通れば、保存容器や器に煮汁ごと移します。
熱々でも美味しいですが、2〜3時間以上味をなじませてから食べるのがおすすめです。
冷蔵庫に移して、翌日に食べてもとても美味しいおかずです。仕上げに刻みねぎやみょうがなどの薬味を合わせても。【保存の目安:冷蔵で3~4日ほど】
※なすの煮びたしの残り汁はめんつゆにアレンジできます。その活用方法もぜひ参考にしてみてください→煮びたしの残り汁をめんつゆに活用
このなすの煮浸しは【冷凍で1か月ほど】日持ちする常備菜でもあります。
冷凍する場合は、下の写真のように煮びたしの汁を加えた状態で冷凍するのがおすすめ(冷凍による乾燥防止のため)。食べる時は自然解凍するか、500Wでレンジ加熱してください。
【補足】
- 冷蔵庫で3日ほど日持ちします(目安として)。好みで輪切り唐辛子などを入れても。そうすれば4~5日は日持ちします。
- なすを縦に細く切るのは、フライパンから浮く箇所が少なくなり、炒めたときになすの皮目の色がきれいに仕上がるからです。また、長いなすは半分に切るなどして、炒めやすくしてください(参考までに、上の写真では直径27センチのフライパンを使用しています)
- 濃口しょうゆ大さじ3でもOKですが、もし薄口しょうゆが手元にあれば「薄口大さじ2&濃口大さじ1」と併用しても色がきれいに仕上がります。
- レシピ更新情報:冷凍保存について写真付きにしました(2024.3)←文章をリライトしました(2023.3)←工程写真を大きく変更しました(2019.7)
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