おいしい味噌汁のレシピ/作り方

調理時間:20分

おいしい味噌汁を作るコツは、「味噌汁とはいえだしをしっかりきかせること」「食感や香りの異なる具材を合わせること」

家で使う味噌は使い慣れた1種類、という方が多いとは思いますが、夏は赤味噌のさっぱりした味が飲みやすく、 冬は甘めのコクのある味噌が体を温めます。季節によって、時には味噌をミックスするのもいいものです!

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長芋を具にしたかきたま汁のレシピをアップしました。片栗粉不使用でも、ほんのりととろみがつき、体も温まりますし卵もきれいに固まりますよ!

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味噌汁の基本の材料 (3人分前後)

  • 好みのだし … 500ml
  • 好みの味噌 … 大さじ2と1/2ほど
  • 好みの具材 … 適量

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おいしい味噌汁の作り方

みそ汁に使うだしについて

みそ汁はお吸い物ほどだし汁にこだわらなくてもOKです。それは具材からだしが出ることがあったり、みそ自体のうま味が強く、臭みを消す効果も持っていたりするからです。 とはいえ、だしが薄いよりは濃いほうが間違いなく美味しくできますので、みそ汁も立派な献立の一品として考え、だしのきいた仕上がりにするのがおすすめです!

だしは下の3種類を家庭のやりやすさ、好みなどで使い分けるとよいと思います。
かつおと昆布のだし … 一般的なだし汁で、みそ汁に使うと上品な味に仕上がります。みそ汁に使うだしを取るときは、しっかりかつお節を煮だすとよいです→「かつおだしの取り方

煮干だし(火入れ出し) … 火にかけて煮出す煮干だし。これは煮干のくせが出た、家庭的な味に仕上がります。

煮干だし(水出し) … 火にかけずに水出しする煮干だし。これは煮干のくせが出すぎず、①と②の中間くらいの味になります。いちばん簡単で我が家でも定番です→「煮干だしの取り方(火入れ出しと水出し)
※②③は“煮干しだし”と書いていますが、煮干し単体ではなく昆布と合わせることで、飲みやすいだし汁になると思います。

みそ汁の味噌の分量と組み合わせ

味噌は米味噌、豆味噌、麦味噌など、製法や産地によって香りや味が違うものが様々あります。みそ汁に使う味噌は、もちろん使い慣れた1種類のものでもよいのですが、 製法の違う味噌を2種類くらい混ぜ合わせて使うと、より風味や味わいに深みが出るのでおすすめです! 料理屋でよく出す赤だしのみそ汁も、赤味噌だけでは渋みが強いので、少しの白味噌や米味噌を混ぜ合わせていたりします。

以下は参考までに料理屋さんなどで使われる味噌の混ぜ合わせ方です。製法やこうじの違う『赤味噌もしくは赤っぽい味噌』と『白味噌もしくは白っぽい味噌』を 季節や好みに合わせて混ぜ合わせます。夏はさっぱりした赤味噌主体にして、冬はあたたかな味・舌触りのある白味噌主体にするという変え方が一般的です

※左の写真が赤味噌主体の夏バージョン、右の写真が白味噌主体の冬バージョンです。

みそ汁の基本の作り方と具材

だしと味噌さえあれば、あとはだし汁のなかで、具材にさっと火を通すだけで完成する簡単さがみそ汁のよいところです。

みそ汁の具材を考えるときは「食感」「色合い」「風味」の異なるものを数種類組み合わせることが大切です。いちばんわかりやすいのは「豆腐」+「季節の野菜」。

【春ならたけのこや絹さや、菜の花、新じゃがなど】、【夏ならオクラやモロヘイヤ、アスパラガスなど】、【秋だときのこ類やなす、長芋など】、【冬ならほうれん草、水菜、れんこんや春菊など】を豆腐や厚揚げ、時には油揚げと組み合わせると、自然とそんな組み合わせになります。そこに刻みねぎなどの薬味があれば完璧になるわけです!

また、みそ汁を作るうえでの注意点は、だし500mlに対して大さじ2と1/2の味噌を目安に溶き入れ、溶き入れた後は決して煮立たせないことが大切です。味噌は香りが飛びやすいので、味噌を溶き入れるのは具材にしっかり火が通り、あとは食べる前に軽くあたためるだけ、という状態になってからです!

【補足】

  • 季節の野菜は、根菜類ならじっくりだしから火を通し、葉ものなら野菜のアクのあるなしで下ゆでするかどうかと決めるとよいです。※例えば、ほうれん草を多めに入れるときなどはアクが強いので別ゆでしたほうがよく、三つ葉や水菜などは下ゆでいらずです。

たまにはお吸い物もおすすめです!

あさりやしじみを使ったお吸い物も、家庭で作るにはおすすめの汁ものです。「あさりのお吸い物」

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味噌汁の基本の材料 (3人分前後)

  • 好みのだし … 500ml
  • 好みの味噌 … 大さじ2と1/2ほど
  • 好みの具材 … 適量