ほうれん草のゆで方/ゆで時間のまとめ
調理時間:10分
ほうれん草をゆでる際は、ゆで時間だけではなく、ゆでる前の根元の下ごしらえもポイントとなります。
ゆでたほうれん草は、シンプルに食べても美味しい栄養たっぷりの野菜。その下ごしらえとゆで方、ぜひ参考に挑戦してみてください!
ほうれん草をゆでるときの材料 (分量不問)
- ほうれん草 … 1束
- 塩の目安 … ティースプーン山盛り1杯
コツや流れを動画でチェック!!
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ほうれん草のゆで方/ゆで時間
ほうれん草の根元の下処理と洗い方
ほうれん草は洗う前の下ごしらえがいちばんのポイントで、下の写真のように根元に細かく切り込みを入れ、泥を落としやすく、かつ、根元を食べやすくする下処理を行うのがおすすめです。
まず、根の先が汚れていたり、乾いていたら少し切り落とします(長い根のまま売られているものは長い根を切り落とす)。このとき束がバラバラにならない部分で切ることが大切です。
次に根元に切り込みを入れるのですが、調理に慣れない場合は以下の方法は避け、ほうれん草1株ずつを手に持って、十字に切り込みを入れるとよいです。以下の方法は包丁の扱いに十分に慣れてから行うようにしてください。
ほうれん草の根元に細かく切り込みを入れます。片手でほうれん草の中ほどをつかみ、もう片方の利き手で包丁を持って、細かく切り込みを入れます。
2〜3㎝の深さで茎の太さよりも細かくなるよう、写真くらいに切り込みを入れます。その際、ほうれん草を持っている手に包丁が当たらないよう注意しながら、くれぐれもケガをしないように行ってください。
※僕は写真のように、片手でほうれん草をまとめて持ち、2~3㎜幅で切り込みを入れ、90度向きを変えて同じ幅で切り込みを入れています。上にも書いたように慣れない場合は、このやり方を避け、1株ずつ十字に切り込みを入れるか、ほうれん草をまな板の上に置いて、束の根元を細かく切るようにしてください。
細かく切り込みを入れることで、根元の土も落ちやすくなります。ため水の中で細かく切った根元側を揉むようにして洗います。
洗いにくい付け根の泥がこれで落ちてくれます。続けて水を取り替え、反対側の葉も洗って下ごしらえ完了です。
ほうれん草のゆで方/ゆで時間
ほうれん草をゆでるときのポイントは『塩加減』と『輪ゴムを使うこと』、それから『茎と葉を時間差でゆでること』です。
洗い終えたほうれん草は、輪ゴムで中央をまとめ、鍋に湯を沸かしたらティースプーン山盛り1杯の塩を加えます(塩気がゆでたほうれん草の味わいを引き立ててくれます)。
※輪ゴムを使うことで、ゆでる→冷ます→切るという後の流れがぐっとやりやすくなるのでおすすめです。
ゆで方は、はじめにほうれん草の葉を手で持って茎を湯に浸け、茎の部分だけを先に30秒ほどゆでます。
30秒経ったころに全体を落として、箸でほうれん草を湯にしずめます。
続けてさらに30秒ほどを目安にゆでます(途中1回ほうれん草の上下を入れ替えます)。すぐに冷水(夏場なら氷水)にほうれん草を取って冷まします。
冷めたらほうれん草を軽くしぼってまな板に移し、料理に応じた幅に切り分けます。
ほうれん草は切った後に水気が出やすいので、料理に使う幅に切った後、もう一度しっかり水気をしぼることも大切。醤油&かつお節でシンプルに食べても美味しいですし、おひたしや汁物の具としてもおすすめです。
【補足】
- ゆでたほうれん草は冷蔵保存で2日ほど、冷凍保存なら1か月ほど美味しくいただけます。
- 冷凍保存する場合は、食べやすく切った後のものを水気をしぼってから、ラップで包んで冷凍しましょう。解凍は自然解凍か、レンジ加熱で。
- ゆでるお湯にティースプーン山盛り1杯は水1Lほどが目安です。さらに多いお湯の場合は適宜塩を増やすとよいです。
- ほうれん草のお浸しのレシピページも参考にしてみてください。
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