大根おろしの作り方/おろし方
調理時間:10分
大根おろしの作り方/おろし方の材料 (分量不問)
- 大根 … 適量
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大根おろしの作り方/おろし方
大根の部位の違いとおろし方
大根はその部位によって辛みや甘みが異なります(大根おろしはダイレクトにその味わいが出ます!)。
●葉っぱ側(上部) … 辛みが弱めで、いちばん甘みのある場所。サラダなどの生食や漬物にも向く。大根おろしでも辛味が少なく食べやすい。ただ、真っ白でない場合もある。
●中央部分 … 上部同様に辛みが弱めで、甘さもある場所。柔らかいので何にしても美味しい。大根おろしにもバランスが良いのでぴったり。
●根っこ側(先端) … 辛みやアクが強い部位。水分も少なめなので、味噌汁の具や漬物に向く。大根おろしにすると辛さが際立つ。
※辛みや甘みの出方は季節によっても異なります(寒い時期は甘く、夏場などの大根は辛みが強い傾向が)。辛みは時間を置くと多少は和らぎますが、辛い大根おろしが苦手な場合は、上部か中央を使うとよいと思います。
どの部位を使うにしろ、皮は薄めにピーラーなどでむき取ればOKです。また、大根をおろすときは、おろし金に垂直に大根を手で持ち、繊維を断ち切るようにぐるぐるとまわしながらすりおろすようにします。
水気の切り方もポイントになるのですが、いくつかやり方があるので分けて紹介していきます。
ざるを使って水気をしぼる方法
用意するものは、おろし金とざるとボールです。大根をおろしたら、ざるに大根おろしを押し当てるようにして水気をしぼります。
大根おろしを持ち上げたときに、水気がたっぷり滴り落ちるようだと料理の味が薄くなってしまうので、ぽたぽた落ちるくらいの水分までしぼってみてください。
※このざるを使って水気をしぼるのが、いちばんしぼり加減の調整がしやすいと思います。ただ、大根の繊維がざるにくっついて洗いものに少し手間がかかるので、洗いものを減らしたいときは次のやり方も参考にしてみてください。
ざるを使わずに水気をしぼる方法
最後は料理屋さんでやっている方法です。用意するものは、おろし金とボール(もしくは四角いタッパー等)。大根をおろしたら、流しの上で大根おろしを手でおさえ、水気を軽く捨てます。大根おろしが流れにくくなったら、さらに水気を軽くしぼります。
ざるを使わずに水気をしぼるので、はじめは大根おろしが流れやすいので注意が必要です(丸より四角い容器のほうが水気はしぼりやすいと思います)。
※この場合も、大根おろしを持ち上げたときに、水気がたっぷり滴り落ちるようだと料理の味が薄くなってしまうので、ぽたぽた落ちるくらいの水分までしぼってみてください。
まきすを使って水気をしぼる方法
用意するものは、おろし金とまきすとバットです。まず、まきすの上で大根をすりおろします。水気をしぼるときは、大根おろしを芯にして、まきすで包んで水気をしぼってください。
【補足】
- 大根おろしは、水気を軽くしぼった状態で、冷蔵庫で翌日まで保存可能。大根200gほどをすりおろして水気をしぼったものに、酢大さじ1~2を混ぜた状態で冷蔵3~4日ほど日持ちします。
- 皆さん経験があると思いますが、大根おろしはすりおろして時間をおくと、においが臭くなってしまいます。反面、時間をおくことで辛味は和らぎます。
- 辛みの弱い部位の大根をおろしにできるなら、すりおろして時間をおかずに食べるのがいちばんだと思います。
- もし、時間をおいた大根おろしの臭みをどうにかしたい場合は、上に書いたように事前に酢を加えておくか(少し臭みが和らぎます)、大根おろしをざるに入れ、流水で料理に使う前にさっと洗って水気をしぼるなどしてもよいです。
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