あさりの砂抜きのやり方(塩加減・時間・保存など)

調理時間:60分超過

スーパーで買ったものでも砂抜きが不十分なこともあるので、『あさりは買ってきたら砂抜きをする』ことが大切。

その砂抜きは、適切な塩加減と時間、それから冷蔵庫(涼しく暗いところ)で保存することがポイントとなります。

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あさりの砂抜きの材料

  • あさり … 300g程度
  • 水 … 200ml
  • 塩 … 小さじ1

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あさりの砂抜きのやり方(時間と保存方法も)

あさりの砂抜きの塩の分量

あさりは潮干狩りでとってきたらもちろん、スーパーで買ってきても、砂抜きをしたほうがよいです。その砂抜きをするのに必要なのが『海水程度の塩水』です。

あさり300gほどに対しては、目安として水200mlに6~7gの塩を混ぜると、ちょうどひたひたくらいの分量の塩水ができあがります。※塩6~7gはさらさらの食塩なら小さじ1、自然塩なら小さじ1強くらい。

※あさりの住む海水の塩分はおよそ3.5%なので、それと同じ3〜3.5%くらいの塩水で砂抜きします(精製塩と自然塩で同じ小さじ1でも若干重さが違うため上記で紹介した分量も参考に)。また、水はカルキ抜きしたものが理想的です(容器に汲み置いて室内に数時間放置しておけばOK)

用意したあさりが重ならずに入る大きさのタッパーやバットを用意してあさりを移し、塩水をそそぎ入れます。

あさりの頭が少し出るくらい(ひたひたに)塩水を調整します。塩水が多すぎないほうが、あさりがよく砂を吐き出すため、塩水が多ければ少し捨てるとよいです。

※塩水が多すぎてあさりが深く沈んでいると、酸欠になることがあるそうなので、ひたひたくらいで十分だと思います。

あさりの砂抜きの時間と保存方法

あさりが塩水を吐くことがあるので、蓋かラップをします。あさりの砂抜きの保存は『冷暗所』が適していて、時間は『2~3時間』です。

室温の高いときは冷蔵庫に入れた方がいいですが、暑い時期以外は特に冷蔵庫に入れなくてOKです。

※あさりが砂を吐いているかは、あさりが活発に水管を出しているかどうか、塩水に黒っぽいものが出ているかどうかなどを見るのも目安になります。

蓋が光を遮るものでない場合なら、濡らした新聞紙を上にのせたり、アルミホイルで軽く覆ったりするとあさりが砂にもぐった『冷暗所』に近い状態になります。

2~3時間ほど砂出しした後、あさりを料理に使うときにはじめてあさりを洗います。その際は、あさりを塩水から出して、あさり同士をこすり合わせるように流水で洗うとよいです。

※あさりの砂抜きの時間は、潮干狩りのものなら半日ほどは塩水につけておくとよいです(潮干狩りの場合はあさりが取れた場所の塩水を持ってくるとよいと言われています)。

あさりのおすすめ料理 ※写真からもページへ移動可

「あさりの酒蒸し」…あさりのいちばんシンプルな料理。ねぎや三つ葉を一緒に蒸すのがおすすめ!

「あさりのバター醤油」…えのき茸を合わせて、バター醤油味にした定番おかず!

【補足】

  • ※あさりの砂抜きがうまくいかないときは※ あさりの保管は冷暗所がいいというものの、冷たすぎるとあまり砂を吐いてくれず、きちんと砂抜きできません。夏場など冷蔵庫に入れたものの砂抜きができていなかったら、庫内があさりにとって寒すぎる可能性が。調理の1時間前くらいには冷蔵庫から出しておくなどするとよいです。
  • あさりを塩水につけた状態で長くおくときは冷蔵庫に入れるようにして、1日経ったら一度塩水を取り替えるとよいです。放置しすぎると塩水が汚れ、あさりが死んでしまう原因となります。
  • あさりを重ねすぎてしまうと、上のあさりが砂を吐き出しても下のあさりがとそれを吸い込むことがあるのでできるだけ平らに入れてください。
  • 3%の海水に近い塩加減をこのとき味見をして覚えておくと、次から塩の量を目分量でも作ることができます。
  • レシピ更新情報:塩水の分量を微調整し、すべての工程写真を差し替えました(2019.8)
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あさり
料理のマメ知識

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あさりの砂抜きの材料

  • あさり … 300g程度
  • 水 … 200ml
  • 塩 … 小さじ1