あじの塩焼きのレシピ/作り方
調理時間:30分
あじの塩焼きの材料 (2人分)
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あじの塩焼きの作り方
あじの下処理(ぜいごとエラ等)
あじは“ぜいご”と呼ばれる特有のかたいうろこがあるので、包丁で取り除きます。
尾のつけ根のぜいごの下に、寝かせるようにして包丁を入れ、上下に小刻みに動かしてぜいごをそぎ取ります。裏側も同様にします。
※身の中央あたりで大きなぜいごはなくなりますが、そのまま身に軽く包丁を押しつけるように包丁を動かし続けると 頭の方まで続くぜいごを取ることができます。
続いて、腹のワタを取り除くために、2つある腹びれの真ん中を通るように包丁を入れ、後から内臓を取り出したり、洗ったりしやすいよう、おしりの部分まで切り込みを入れておきます。
※今回はやりやすさ優先で腹に切り込みを入れる箇所を上のようにしています。盛り付け時に見えないようにするやり方は下の吹き出しにて!
(後から包丁はまた使うので、まな板の上に置いておき)次は、あじのエラを取り除きます。
エラぶたの中に指を入れ、赤いひだ状のエラに指を引っ掛けて、グイッと引っ張ってちぎり取ります。
この後にお腹の中を流水で洗うのですが、その時にしっかり洗えるよう、まな板の上で包丁を使って内臓をかき出し、お腹の中の中骨に沿うようにある血合いにも、包丁の切っ先で切り込みを入れておきます。
あじが大きくて指で引っ掛けてもエラが取りづらい(もしくは指を使った作業を少しでも減らしたい)場合は、エラぶたを大きく開いて、エラの上下を包丁で切り離してから作業を行うとよいです。
また、こだわってやる場合は、腹への切り込みを、盛り付けたときに見えない箇所に行う、そんなやり方もあります。
あじは盛り付けるときに左を頭にするので、裏側になる方を上にして(頭を右にして)、腹びれの1㎝くらい上の位置に、5㎝長さで切り込みを入れます。
そうすると、焼いてもお腹が破けたりしづらく、盛り付ける側もきれいに仕上がります(半面、お腹の中を洗う作業はやりづらくなるのでそこだけ注意が必要です)。
焼く前の下処理(洗い方と塩ふり)
下処理を行ったあじは、ため水の中で表面とお腹の中をよく洗います(流水だけでもOKですが、できればため水の中で行うとよりきれいになりやすいです)。
お腹の中に指を入れて、残ったワタや血を洗い、切り込みを入れた中骨付近の血合いあたりもよく指先でこすって洗うとよいです。洗ったらしっかり水気を切ってから、キッチンペーパーなどで表面とお腹の中の水気を吸い取ります。
※あじを洗う前に(ボウルに水を入れる前に)、ボウルにあじを移し、まな板と包丁を先にさっと洗っておくと、あじを洗ってからの作業がスムーズです。
水気をふき取ったあじは、頭を左にして(盛り付ける状態にして)片側だけで良いので、包丁で浅く切り込みを2本入れます。
焼く直前にあじの両側全体に、うっすらまんべんなく塩をふりかけます(身の厚い背側のほうを若干多めにして)。
食べる時には関係のないことなので必須ではないですが【化粧塩】のやり方も紹介しておきます。
ひれは焼く途中で焦げやすいため、塩をたっぷりつけ、焦げるのを少しでも防ぐという下ごしらえです。
写真のように、手にたっぷりと塩を取ってから、尾っぽ、腹びれ、背びれの3か所に塩をまぶすように付け、その状態でグリルに移して焼きます。好みでやってみてください。
あじの塩焼きの焼き方
魚焼きグリルは強火で空焼きを少し行い、網が熱くなったら切り込みを入れた側を上にして、あじを移します。
火加減は強火を少し弱くしたくらいで、焼く時間は大きさにもよりますが【10~12分ほどが目安】です(熱源が片側の場合は途中裏返して焼いてください)。
焼けたらそっとあじを取り出し、好みで大根おろしやレモン等のくし切りを添えて、醤油をかけていただきましょう!
焼く途中でエラやひれが焦げそうになったら、途中でグリルを開け、アルミホイルをのせたり、巻き付けたりすると、焦げ付きを少し防ぐことができます。
と言っても、特に腹びれは、化粧塩をしっかりしても、火を通すうちに立ってきて熱源に近くなったりすることもあるので、いくら頑張ってもどうしても焦げてしまうことも…(写真上は焦げたもの、写真下は焦げすぎなかったもの)。そんな場合は見た目は気にせず、焼き立てを美味しくいただきましょう!
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