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写真で見る「盛り付けや器選びのコツ」

盛り付け特集の写真

これまで白ごはん.comでは「料理のレシピ」はたくさん紹介してきましたが「料理の盛り付け方」についてはなかなか紹介することができていませんでした。

でも料理の中では、作ってから味を決めて器に美味しそうに盛り付ける、ここまでが作り手の腕の見せどころですよね!ここでは白ごはん.comのレシピから選りすぐって「こうすれば美味しそうに見える」というコツがわかりやすい写真をピックアップしてみました。ひと言コツも添えていますので、参考にしてみてください。

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盛り付けの基本は、まず「高さ」を意識すること!

「高さを意識する」、このことは和食の盛り付けの中で基本となるポイントです。副菜や副菜にかかわらず、平面的に盛り付けるより高さを出して立体的に盛り付ける、このことを意識してみてください。

そうすることで奥行きが出て、見栄えも上品さもアップします。高くしてコロコロ落ちるような食材には不向きではありますが、そういった食材以外なら盛り付けやすいと思います。家庭でも実践しやすく、和食の様々な形の器でも様になってくれます!

アジのたたき
少量を器に盛るような料理は特に、平たく盛ってしまうのはNGです。高さを出して盛り付けてあげてみてください。※上に向かって細くなる杉の木のような形なので「杉盛り」とも呼ばれます。

生姜の佃煮
平皿ではなく、少し深さのある器(浅鉢など)の場合、器の高さよりも少し顔を出すくらいにしてあげるとバランスがよくなります。

ほうれん草のおひたし
料理によっては、食材が混ざり合った状態で盛るのではなく、切りそろえた形そのままで盛ることも。そのときも少し高さを意識すると見栄えがよくなります。

たたきごぼう
こちらも同じく長さがそろったものを高くして盛り付けた料理。このごぼうくらいの長さで、しかも硬いものを高さを出して混ぜ盛りにしようとすると崩れやすいので、食べる人にとっても食べやすいと思います。

季節感を意識して器と料理を組み合わせること!

四季折々の食材を大切にする和食ならではの考え方だと思います。夏は涼しげに、冬は暖かく感じられる盛り付けをすることで、食べる前から見た目で食欲を掻き立ててくれると思います。

鰯の南蛮漬け
夏に旬をむかえる鰯の南蛮漬け。器は薄手のもので、白と青のコントラストで涼しげに見せつつ、パプリカの色合いでも華やかさを出し、夏っぽくした盛り付け。

鮭の南蛮漬け
こちらは同じ南蛮漬けでも秋に旬をむかえる鮭の南蛮漬け。器は厚手の土ものを使い、器からも温かみを感じられるようにしています。

なすのごま和え
夏から秋にかけて旬をむかえる「なす」を使った料理。こちらも器も薄手のもので、器の柄も夏っぽい仕様。

なすの煮びたし
なすの煮びたしは汁も温かいので、夏よりかは秋に出すことの多い料理。そこで器は厚手の土もので暖色系の色目を合わせて秋向けに。

たたききゅうり
夏は陶器ではなく、ガラスを使って涼しさを伝えるのもおすすめです。

ほたての照り焼き
こちらは秋から冬の盛り付け。上のなすのごま和えで使っている器と同じような白×青の組み合わせの器でも、器の色合いや厚み、質感でずいぶん温かみを感じるようになっていると思います。

「余白」は、上品さ優先か?ボリューム優先か?を決めてから!

器を選ぶとき、盛り付けるとき、気になるのは「器と料理の余白」。これは余白多めなら上品に見え、少なめならボリューム感があるように見えます

まず、上の2つどちらを優先させるかを決め、それから盛り付ける料理の分量に合わせた適切な大きさの器を決めるとよいと思います。

そら豆の塩ゆで
手軽なおつまみなどは「少量上品」に見せるよりも、食べる人がうれしくなるように「ボリューム感」を出して盛り付けるとよいと思います。

お正月の数の子
酒の肴だったり、特別な料理だったり、お客様に1品ずつお出しする料理だったり。そういったときは余白を多めに取るように意識して、上品に見せることで、分量が控えめでもバランスよく華やかに見せることができます。
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