ジューシーなとうもろこしの茹で方と茹で時間
調理時間:20分
夏は献立の一品に、お弁当に、おやつにと、塩茹でとうもろこしが大活躍ですよね。でも「どうやって茹でるのが正解なの?」と疑問がある人も多いはず。
私が料理屋に勤めている時に教えてもらった「ジューシーに甘く仕上げるとうもろこしの茹で方」を紹介したいと思います!
とうもろこしの塩茹での材料 (ゆでやすい分量)
- とうもろこし … 適量
- 塩 … ゆで湯に対して2〜2.5%の塩
※水1.5~2Lでゆでるなら、塩大さじ2(36g)ほどが目安
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とうもろこしの茹で方/茹で時間/塩加減
とうもろこしを茹でる前の下処理
まず、とうもろこしはゆでる前に皮をむきますが、外側の皮をむき取って、内側の薄皮を1〜2枚だけ残した状態でゆでるのがおすすめ。
これは皮を残したほうが、ゆでる時にもゆでた後にも水分が飛びにくく、ジューシーな仕上がりになるためです。薄皮を残した状態にしたら、鍋に入りやすいよう長い茎を切り落とします(もしくは手で折ってもOK)。
※薄皮を残した状態でゆでると、ゆでた後に皮をむくとき、ひげも一緒に簡単にきれいに取り除くこともできます。
とうもろこしを茹でる鍋と塩加減を決める
次に、とうもろこしをゆでる鍋と水,塩の分量を決めます。①で用意したとうもろこしがすっぽり入る鍋(又は深めのフライパン)を用意し、ひたひたになるまで水を加えます。
この時にどれだけの水を加えたかを量っておき、その水に対して2〜2.5%の塩を用意して加えます(水1.5~2Lなら塩大さじ2ほど)。※とうもろこしは沸騰した後に入れるので一度取り出しておきましょう。
※2回目以降はおおよその水分量もわかってくるので、この工程は省いても大丈夫です。ちなみに、上の写真では水1.5Lだったので、塩大さじ2(36g)を加えました。
とうもろこしの茹で方と茹で時間
塩を加えたゆで湯が沸騰したら、①で用意したとうもろこしを鍋に入れます。とうもろこしのゆで時間は10〜12分が目安です。
あれば落とし蓋をして、なければ途中2〜3度とうもろこしを鍋の中で回転させてながら、ぐつぐつ軽く煮立つ火加減(中弱火くらい)でゆでます。
※とうもろこしがゆで上がっても、すぐにざる上げしないでください!詳しくは次の④を↓
茹でたとうもろこしをジューシーな状態で食べるために
とうもろこしがゆで上がったら、そのまま10分間ゆで湯につけたまま放置しておきます。そうすることで、適度に粗熱が取れて塩もなじみ、食べたときにより甘く感じるようになります。
10分たったらざる上げして、皮をむきとってからいただきましょう!温かい状態で食べるのも美味しいですし、好みで冷ましてからでも(お弁当や作り置きなどに)。
※とうもろこしを冷ましてから食べる場合は、1日くらいなら塩のきいたゆで湯ごと冷まし、浸けておいてもOKです(私が勤めていた料理屋では弁当に1日浸けおいたとうもろこしを使用することもありました)。しかし家庭の冷蔵庫でスペースがない場合は、粗熱が取れたら水気を切って、皮つきのままラップに包むか保存容器に入れて冷蔵しておくとよいと思います。
【補足】
- レンジで4分半で手軽に加熱できるやり方もぜひご覧ください→「とうもろこしレンジ加熱Ver.」
- 茹でる方法とレンジ加熱を比較すると、こちらの茹でるやり方の方がよりジューシーで、塩もしっかり入りやすいです。レンジ加熱の方は水を最小限にしか含ませない分、甘みが強く感じられると思います。
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