ごはんのおいしい炊き方(炊飯器編)
調理時間:60分※炊飯器にコースによりけりですが
炊飯器でのごはん炊きの材料
- 米 … 炊きたい分量の米を適量
- 水 … あれば浄水器を通した水など
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ごはんのおいしい炊き方(炊飯器編)
米を研いで準備する
米を正確に量って、やさしく研ぐ。時間はかけずにできるだけ手早く!まずは炊く前にできる美味しいご飯のための作業をしっかりとやることが大切です。
→ 米の量り方、米の鮮度による研ぎ方の違いなどは、『おいしい米の研ぎ方』のページを見てみてください。
炊飯器の内釜に米を入れる
下の写真では、研ぎ水の色がわかりやすいようにボウルで米を研いだので、研ぎ終わったら炊飯器の内釜に米を移します。 そして炊く分量の目盛りまで水を加えるのですが、おいしく炊きたい場合は『炊くときに加える水にもこだわる』とよいです。
※「米を炊く」という作業は、加えた水をすべて火を加えながら米に吸わせてやるもの。材料は米と水だけだからこそ、 料理を作るときに調味料にこだわるように、米だけでなく水にも少し気を使ってあげると、より美味しいごはんが炊けるようになります※
浄水器やミネラルウォーターの水でももちろん、水道水のカルキを抜くために一度沸騰させて冷ました水などでも、ちょっとした違いがごはんを美味しくします! → 水、カルキについてなど、さらに詳しくは『おいしいごはんに適した水』のページを見てみてください。
※最近の炊飯器には『炊く前のお米の浸水』がすでにプログラミングされているものも多いようです。私が使っている炊飯器も「浸水不要」と説明がありました。果たして本当に浸水させないでいいのかどうか、炊き比べをして結果を後日追記しようと思います。
水加減してすぐに炊かないときは…
米を研いで水加減までしたものの「ちょっと後で炊くことに…」、となる場合も度々あると思われます。 その場合は、炊飯器にセットしたまま常温で何時間もおいておかない方がいいです。 ※米のでんぷんが溶け出して美味しくなくなるし、あまりに時間が長いと菌が増えてくるので。
もちろん外出時や朝食用など、タイマーをかけなければいけない時もありますが、自分でスイッチを入れることができる場合では、 研いだ米にラップをかけて、釜ごと冷蔵庫に保管しておき、食べるタイミングに合わせて炊飯器に移し、スイッチONするのがベストです。
炊飯器にセットして米を炊く
炊飯器に移してご飯を炊くときに注意したいのが、内釜のまわりについた水です。 内釜で米を研いだ場合などは特に、熱のかかる外側が水でベタベタの場合もあります。 これは炊飯器が壊れる・炊きむらができる原因にもなるので、軽くふき取ってから炊飯器にセットし、スイッチを入れましょう!
※水滴だけではなく、米粒などがついていたら、熱が適切に釜に伝わらない原因になるので、水滴と一緒に他のごみもないか確認しましょう。
炊飯器で米が炊けたら
炊き上がりの音が鳴ったら、早速ふたを開けてみましょう。 気をつけて見てみると、ふたの表面には流れ落ちるほどの水滴がびっしり。この水滴が炊けたごはんに落ちることがあります。 そうなるとその部分だけ水っぽい炊きあがりになるので、『炊き上がったら蓋や釜の上についた水滴をふき取る』とよりよいです。 そうすることで炊飯器で炊くご飯もより美味しくなります!
炊けたごはんをほぐす
水滴をふき取ったら、しゃもじを使ってご飯をほぐします。これは絶対に必要な作業です。 ほぐすことで『ごはんの余分な水分が飛び』『釜の中の炊きむらがなくなり、均一な炊き上がりにしてくれる』のです。
全くほぐさないと、釜にくっついた部分が硬く固まり、水滴が落ちたりすれば、そこだけ柔らかくなるということに。 釜の中をしゃもじで十字に区切り、その4箇所を底から上下を入れ替えるなどして、ごはんを潰さないようにほぐします。
ごはんをこんもり形づくって保温
最近の炊飯器は「低温保温」の機能がついているものなど、長い時間保温しても味が変わりにくいものもあります。 しかし炊けたご飯は、炊きあがってから2〜3時間も保温するとやはりご飯が少し硬くなり、風味も落ちてしまいます。
できるだけ熱を余分にかけないことも大切なので、保温中は少しでも釜に触れる部分を少なくすることも大切。ですので、保温する場合は『釜の中でこんもりと盛ってから保温する』とよいです。
【補足】
- ちなみに私が使っている炊飯器は『象印 極め炊き圧力IH炊飯器』です!
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