さんまの塩焼きの焼き方/塩加減
調理時間:20分
さんまの塩焼きの材料 (分量不問)
- さんま … 1匹
- 塩 … 小さじ1/3(約2g)
- 大根おろし、かぼすなどもお好みで
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さんまの塩焼きの焼き方/塩加減
さんまのうろこを確認する
はじめに、念のためにうろこがあるかどうかを確認します。さんまは水揚げされる時に、ほとんどのうろこが取れてしまうので、表面についていないかを確認する程度でOK。青色のうろこがあれば包丁の先でなでるように取り除いておきましょう。
さんまの切り方/切り込みの入れ方
さんまはさっと水洗いしてから、よく水気をふき取ります(こうすることで、生臭みも少し軽減します)。
洗ったさんまはキッチンペーパーなどで、水気をふき取っておきます。
【さんまを丸ごと焼く場合】
さんまに写真のように、身の中央に1本切り込みを入れます。火通りを良くし、食べる時に皮も一緒に食べやすくなります。
※切り込みは必須ではないため、手間を省きたい場合はそのまま焼いてください。ただ、横一文字の切り込みは、食べるときに箸をその切れ目から入れると、皮も一緒にきれいに食べることができるのでなかなか便利です。
【さんまを半分に切ってから焼く場合】
さんまの長さに対して真っすぐ2等分にするとワタがちょうど切れて、焼くときにワタが流れ落ちてしまいます。
ですので、写真のようにさんまのおしりの位置から、斜め切りにします。おしりは頭から2/3ほどの長さの位置(腹側)にあります。この位置で切って焼けば、ワタはほとんど落ちません。
※この斜め切りは、どうしても頭側が大きくなりがちなので、おしりの位置から若干中央寄りで包丁を入れてもOKです(上の写真ではそうしています)。また、斜め切りにする際は、特に身の切り込みは必要ないかと思います。
さんまの塩焼きの塩加減
「醤油をかけるか」「大根おろしがあるか」等の食べる状況によってもちょうどよい塩加減は変わりますが、『さんま1匹に対して塩小さじ1/3(約2g)』が基本的なさんまの塩焼きの塩の分量となります。
さんまの身の両側に、塩をまんべんなく振り、10~15分ほど置いてから焼くとよいです。
※さんまの身の厚い部分に、気持ち多めに塩を振るようにすると、食べる時にちょうどよい塩加減が楽しめます!
魚焼きグリルで焼くさんまの焼き方
魚焼きグリルは中火にかけ、油をさっと塗ってから、2〜3分空焼きした後に魚をのせると、網にくっつきにくくなります。
火傷しないように、さんまを入れ、中火のままさんまを焼きます。焼く時間の目安は8〜9分(熱源が片側の場合は途中裏返して焼いてください)。
香ばしく焼けたら、ぜひ熱々をいただきましょう!大根おろしや、すだち、カボスなどを添えると一層おいしくなります。
さんまを2等分にしたときも焼く手順は同じです(※厚い身の部分がグリルの中央に来るようおきましょう)。
斜め切りにすることで、丸ごとよりは少し小さなお皿でも盛り付けやすくなります。
【補足】
- 刺身になるくらい鮮度がよいさんまの場合は直前に塩をしても美味しいですが、通常スーパーで売っているさんまなら、塩を振って15分くらい置いてから焼くと臭みもなく、おいしいさんまの塩焼きとなります。→ 『さんまの塩焼きは、塩をしてどのくらい置いてから焼くと美味しいのか?』のレシピ記事も参考にしてみてください。
- さんまの重さが1匹200g弱くらいなので、2gでおおよそ1%の塩加減となります。
- 「大根おろしの作り方」のページも参考に。
- グリルの網に油を塗っておくと、あとあとの掃除の負担も減ることになるので、やっておくのがおすすめです。グリルによって必要な空焼きの時間が異なる場合があるので、一度説明書を確認してみてもよいかもしれません。
- レシピ更新情報:さんまを斜め切りにして塩焼きにする工程を追加しました(2024.10)
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