紅白なますの基本のレシピ/作り方
調理時間:20分※昆布だしを取る時間を除く
紅白なますの材料 (作りやすい分量)
- 大根 … 300g(約1/4本)
- にんじん … 50g(中サイズで約1/3本)
- 塩(下ごしらえ用) … 小さじ2/3
- 昆布だし(※) … 大さじ6(90ml)
- 酢(米酢や穀物酢) … 大さじ4(60ml)
- 砂糖 … 25g(大さじ2と1/2)
- 塩 … 小さじ1/3
※昆布だしは火入れしてもOKですし、水100mlに昆布2~3㎝四方を水に浸けておくだけの水出しでも(詳細は昆布だしの取り方を参考に)
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紅白なますの作り方
大根とにんじんの下ごしらえ
紅白なますでは、にんじんの色味が目立つため、大根とにんじんの割合を【6:1】にするとちょどよいバランスになります。
まず、大根とにんじんは皮を厚くむく必要もないため、ピーラーや包丁で薄く皮をむき取ります。
大根は太さにもよりますが、300gで7~8㎝長さくらいになるかと思います。10㎝くらいまでならそのままの長さでOKなので、縦に置いてはじめに3~4㎜幅ほどの薄切りにします。
それを何枚かずつ重ねて、端から同じ幅(3~4㎜幅)に切ります。
にんじんも同じように、はじめに縦に置いて薄切り→重ねて棒状に切るという手順です。
この時、大根よりも少しだけ細めに切る(2~3㎜角ほどの棒状にする)と見た目がよりきれいに仕上がります。
切った大根とにんじんはボウルに合わせます(6:1で切った紅白のバランスは下のような具合に)。
スライサーは種類や出来上がりの太さもさまざまですが、包丁で切るのに比べると、スライサーでは表面が少しざらっとしたせん切りに仕上がります。
包丁で切ると表面なめらか、自分の好きな太さに切ることが出来る良さがある反面、スライサーのほうは、そのざらつきが塩や調味料のなじみを良くしてくれる(塩をなじませる時間も短めで良くなる)というメリットもあります。
注意点があるとすれば、スライサーは少し細めに仕上がるものも多いので、手をケガしないよう注意しながらも、野菜の繊維にそうようなせん切りにすると食感も良くなります。
また、大根とにんじんの太さが同じになって、にんじんがより目立つ太さとなるため、はじめの材料の割合(にんじんを多くしすぎないこと)も気を付けたいところです。
紅白なますのレシピ/作り方
ボウルの大根とにんじんに塩小さじ2/3を加えて、箸でよく混ぜ合わせます。そのまま10分置いて塩をなじませます。
塩をなじませている間にでも、Aの甘酢漬けの材料(昆布だし大さじ6、酢大さじ4、砂糖大さじ2と1/2、塩小さじ1/3)をカップ等に合わせ、調味料をよく溶かし混ぜておきましょう。
10分後には野菜から水分が出てたまっているので、手でギュッと、野菜の水気を強く絞り出します。それを保存容器に移します。
保存容器に甘酢を注ぎ入れ、箸で大根とにんじんをほぐします。冷蔵庫で少しだけ味をなじませた後にいただきましょう!
【補足】
- 好みで種を除いた赤唐辛子を加えても味が引き締まり、日持ちも向上します。赤唐辛子の他には、白いり胡麻やせん切り柚子なども風味が良くなります!
- 日持ちは冷蔵庫で1週間~10日ほどです。実は冷凍保存も可能で(若干解凍後の繊維の感じ方が強くなります)、甘酢に浸かった状態で冷凍し、1か月以内に食べきる(解凍は冷蔵庫で自然解凍する)ようにしてください。
- お正月の時期には、にんじんをより赤みの強い“京人参”にして作ると、正月らしさが出ておせちにピッタリな仕上がりとなります。
- 「甘酢の素の作り方」よりも少しだけ塩の多い配合になっています(野菜から水分が出やすいため)。
- レシピ更新情報:デフォルトの工程説明で紹介している包丁で切る太さと、市販のスライサーを使った場合とで仕上がりが異なるとの指摘をいただいたので、包丁で切る太さに若干の幅をもたせました(2024.1)、工程写真をすべて撮り直し、スマートフォン閲覧用に大きくし、文章もリライトしました(2021.10)
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