むかごご飯(炊き込みご飯)のレシピ/作り方
調理時間:10分※浸水や炊く時間を除く
むかごとは、山芋などにできる小指の先ほどの球芽のこと。11月くらいの晩秋が旬で“零余子(むかご)飯”は秋の季語にもなってます。
プチッとした小粒の中にも芋のコクがあり、むかごご飯がシンプルでイチオシです!
むかごご飯の材料 (2合分)
- 米 … 2合
- むかご … 1カップほど(約120g)
- 塩 … 小さじ1~1と1/3
- 酒 … 大さじ1/2(好みで)
※さらさらした精製塩を使うときは小さじ1ほどにするとよいです。
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むかごご飯(炊き込みご飯)の作り方
むかごご飯の下ごしらえ
むかごは包丁を使わずに、そのまま炊き込みごはんの具にできるのでなかなか便利な食材です。米2合にはカップ1杯分(1合カップなら山盛り1杯)あれば十分。それでだいたい120g前後くらいになります。
むかごはごぼうと同じように、皮の近くに強い香りがあります。ごはんと合わせると皮の近くの香りが強すぎて、少し土っぽい香りが出ることがあるので、すり鉢のなかでぐるぐると転がして、皮の表面を軽く落とすとよいと思います。
やり方は簡単で、さっと洗ったむかごをすり鉢に移し、手のひらを軽く押し付けるようにして、ごろごろと転がすだけ(すり鉢の大きさが小さいときは何回かに分けてやるとよいです)。手に細かい皮がついてくればOK。水で洗うと水が茶色くなるので、それを洗い流して下ごしらえ完了です。
※すり鉢がない、時間がないなどであれば、この工程は省いてもOKです。ただ、土っぽい香りが出ることがあるので、その時は食べるときに少量のコショウや薬味ねぎなどをふってみてください。
むかごご飯のレシピ/作り方
むかごごはんを炊く前に、白ごはんを炊く要領で米を研ぎます。炊飯器でも鍋炊きでもお好みで炊いてください。ポイントは『塩を加えたら、やさしく混ぜてしっかり溶かすこと』『むかごをはじめから入れて炊き始めること』です!
炊飯器なら … 研いだ米を炊飯器の内釜に移し、2合の目盛まで水を加えます。30分〜1時間ほどそのまま浸水させたあとに、分量の塩を加えて軽く混ぜて溶かします。最後にむかごを上に広げて炊飯します。
※炊飯器の炊き込みご飯コースで炊くなら浸水を省いてもOKですが、時間があれば浸水してから普通コースで炊くのがおすすめです。
※参考までに鍋炊きなら … 研いだ米を浸水させ、ざる上げしてから鍋に移します。水(400〜450ml)と塩を加えて混ぜ溶かし、むかごを上に広げてから鍋炊きします → 鍋炊きの詳細ページも参考に。
むかごごはんが炊き上がれば、酒大さじ1/2ほどを全体にひと振りして蒸らしても、酒のコクと風味がプラスされて味に深みが出ます(これはお好みで)。全体を底からさっくり混ぜ合わせて完成です。
【補足】
- 3合を炊く場合は、加える自然塩を小さじ2に増やしてください(むかごの量はお好みで)。
- ちなみに、白ごはん.comの塩味の炊き込みご飯全般について言えるのですが、ご飯だけを食べて美味しいようにしっかりめの塩気にしています。わが家はそれで普通に他のおかずと合わせて食べていますが、もし塩気が強いようなら適宜塩を減らして作ってみてください。
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