おいしいゆで栗のゆで時間/栗のゆで方
調理時間:60分
ゆで栗の材料
- 栗 … 適量
- 塩 … 水1Lに対して大さじ1/2強
※およそ1%の塩分になります。
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ゆで栗
栗のゆで方/ゆで時間
栗はさっと洗ってから鍋に入れ、たっぷりの水を加えます(ここでだいたいでよいので、入れた水が1Lなのか2Lなのか確認しておきます)。
加えた水1Lに対して、塩大さじ1/2強を加えて、箸で混ぜるなどして軽く溶かします。
塩を加えたら鍋を弱めの中火にかけ、じっくり10分くらいかけて沸騰させます。
沸いたら弱火にして、30〜40分ほど栗をゆでます(小さめなら30分、大きめなら40分が目安)。
鍋を火からはずして、30分~1時間ほどそのまま粗熱を取ります。塩水に浸けたまま少し粗熱を取ることで、栗がしっとりと仕上がり、塩味も少ししみ込んで甘さが引き立つ、そんなゆで上がりとなります。
取り出して、半分に切ってからスプーンでいただきましょう!
※完全に冷めるまで浸けておくというより、栗が温かいうちにざる上げして、食べるとよいと思います。
‟ゆで栗”と‟むし栗”の味の違いについて
手軽な栗のゆで方を紹介していますが、栗は蒸しても、ゆで栗とはまた違った美味しさがあります。
蒸し栗を作るには、さっと洗った栗をざるに広げ、蒸し器に入れます。蒸す時間はゆでるのとほぼ同じで50分ほどです。
下は、左が蒸し栗、右がゆで栗で、同時に火を入れて比べた写真。‟蒸し栗”のほうは、よりホクホクとした仕上がりで、水っぽさがない分、栗の味や甘みがしっかり濃い。
それに対して、‟ゆで栗”は、もう少ししっとりとした食べ口。栗の味自体は比べると少し抜けているが、塩がきいているので、塩気が栗の味や甘みを引き立てている、そんな違いを感じました。
※蒸し栗のほうが手間がかかる分、栗本来の味わいが楽しめますが、ゆで栗がそれに劣るということはないので、作りやすい方でやってもらえればと思います。
【補足】
- 時間があれば、加熱前の下ごしらえとして、ゆでる前に水に数時間〜半日程度浸しておくと、栗の中に虫がいたとすれば、虫を追い出すことができるそうです。気になる方はそのようにやってみてください。
- 蒸し栗を作る場合は、「蒸し器の使い方」も参考に。
- いっぱい栗をいただいたときは、ゆでてから冷凍しても大丈夫です。冷凍する場合は鬼皮ごと冷凍しておき、冷蔵庫で解凍していただきましょう!
- レシピ更新情報;スマートフォン用に写真を大きく変更し、文章もリライトしました(2020.09)
栗ごはんも捨てがたい!
たっぷりの栗をごはんと一緒に炊き上げる栗ご飯、こちらも秋の時期にぜひ食べたい炊き込みご飯です。「栗ごはんの作り方」
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- 秋の味覚
- 調理の基本「ゆでる」をマスター
- 実は冷凍保存が可能