五目豆のレシピ/作り方
調理時間：60分超過
五目豆の大豆は柔らかさよりも、他の具材とのバランスがけっこう大事かなと思っています。
調味料と具材をはじめにすべて合わせてから炊くやり方が手軽で、味わいや食感のバランスも良くなるように思います。
【保存の目安：冷蔵で3〜4日ほど、こんにゃくを除けば冷凍で1か月】
関連レシピ：大根、大豆、ベーコンの炒め物
五目豆の材料 (４〜５人分)
- だし汁 … 600ml
※干し椎茸の戻し汁と合わせて600ml。だし汁なしで戻し汁だけで作ることも可（下記工程で紹介） - 砂糖 … 大さじ3
- 醤油 … 大さじ5
- みりん … 大さじ2
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五目豆の作り方
大豆の戻し方と五目豆の下ごしらえ
大豆はさっと洗ってから水にひたし、一晩（8～12時間ほど）戻します。また、干し椎茸10gも水戻ししておきます（※どちらも室温が高くなる時期は冷蔵庫に入れてください）。
まんまるだった小粒の大豆が、ふっくらとした楕円形の豆の形になってから炊き始めます。
※冷蔵庫や冬場の寒い場所では一晩つけ置いても、大豆がふっくら戻っていないことがあります。その場合は冷蔵庫から出したり、温かい部屋に数時間の間だしておくなどするとよいです。
五目豆の大豆以外の材料は、にんじん、ごぼう、干し椎茸、こんにゃくを使います。 それぞれ大豆と同じくらいの大きさ（1㎝ほどの角切り）に切ります。
こんにゃくは切ったあとに塩小さじ1/2（分量外）をもみ込んで、10分ほど置いてから水洗いしておきます。
また、干し椎茸の戻し汁は後でだし汁と合わせて使うので、茶こしなど細かめのざるで濾しておくとよりよいです。
五目豆の味付け
戻った大豆は水気を切って、その他の具材とともに鍋に入れます。そこにだし汁と椎茸の戻し汁を合わせて600mlを加えます（戻し汁が100mlならだし汁は500ml）
※だし汁を使わず、椎茸の戻し汁で（水+戻し汁で計600mlにして）炊くことも可能です（他の調味料や工程に変わりはなし）。干し椎茸と具材由来の素朴な味わいに仕上がります。好みでやってみてください。
続けて、砂糖大さじ3、醤油大さじ5、みりん大さじ2を加え、軽く混ぜたあとに中火にかけます。
五目豆の作り方／レシピ
煮汁が沸いてきたらアクがたくさん出てくるので、お玉で丁寧にすくい取ります。
アクがほぼなくなれば、火加減を弱火に落として蓋をして、【45分】を目安に煮ます。
※煮汁の状態は、蓋を開けると細かい泡がしっかり豆の間から出ているくらいの火加減（弱火）です。
（念のため）30分炊いた頃に、豆の硬さと煮汁の分量を一度見てみましょう。豆の硬さもあと少し柔らかくなれば、というくらいになっているはずです。
さらに15分ほど弱火で炊いて（合計45分が目安）、豆が柔らかくなったら火を止め、煮汁につけたまま冷まします。
炊きあがってすぐに食べても美味しいですが、一晩おいて味が落ち着いてから食べるとより味わい深いです。日持ちは冷蔵で3〜4日です（冷凍については下記補足参照）。
※30分炊いた時に確認してみて、豆が煮汁から頭を出して明らかに少なければ少し足し水をするとよいです。45分炊いたあとには煮汁がひたひたより若干少ないくらいが一つの目安となります。また、豆が硬い場合は5分ずつくらい追加で炊いて様子を見て火を止めるようにしてください。
【補足】
- 冷凍することもでき、その場合はこんにゃくだけを取り除いてから冷凍してください。保存の目安は冷凍1か月です。
- 五目豆は根菜類と相性がよいのでれんこんを使ってもよいですし、だし取りした後の昆布を一緒に炊き込んでも美味しいです。
- 乾燥大豆を戻して炊いた方が美味しいので、少し多めですが一袋（250ｇ）を使い切るレシピとなっています。
- 『大豆の煮物』では調味料を段階的に加えていますが、『五目豆』は大豆やその他の具材の食感を残して作りたいので、調味料を段階的に加えず、はじめに加えて炊いていきます。
- レシピ更新情報：工程中の材料を見やすくする等、一部をリライトしました(2025.2)←だし汁を使わずに、椎茸の戻し汁だけで炊くやり方を追記しました(2024.7)
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